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社員旅行

2018.10.13

恒例の社員旅行、今年は岩手県へ行って来ました。
早朝に会社に集合して貸切バスに乗り込み、途中SAで休憩を取りながら5時間半の大移動!
いわて銀河鉄道の滝沢駅でさいたま組も合流して、岩手県葛巻町へ到着しました。

地産地消レストランでの昼食のあと、葛巻町の町長、鈴木重男氏による基調講演が
行われました。「夢しか実現するものはない」というタイトルで、町の概要、人口減少対策、将来の山村の発展についての提言や、現在行われている様々な事業についてお話頂きました。

講演のあとには質疑応答も行われ、様々な質問にお答え頂きました。
葛巻町の人口は6千人強と少なめですが、とても活気のある印象を受けました。
個人的に特に興味深かったのは、“くずまきTV” “くずまきワイン”についてのお話でした。

その後再びバスに乗り込み、一路太平洋の沿岸部に移動し車窓より東日本大震災の復興状況を見学しました。新しい町や巨大な防潮堤が建設中でしたが、まだまだ時間がかかりそうな場所も多かったです。

ガイドさんの案内で震災遺構なども見学しながら南下し、辺りもすっかり暗くなった頃、大槌町の浪板海岸に立つ今回のお宿、三陸花ホテル「はまぎく」へ到着。
海の見えるお風呂に浸かって大移動の疲れを癒したあとに、恒例の大宴会がはじまりました。新鮮な海の幸をいただきながら、お絵描きゲームやカラオケ、ビンゴゲームで盛り上がり、親睦を深めました。
今回は景品が豪華でした~♪

また今回は、ホテルの方から震災当日の様子から復興までの貴重な話をお聞きすることが出来ました。
ホテルの前の砂浜は津波で消失してしまい、現在は再生工事中とのこと。
天皇、皇后両陛下ともゆかりのある花「はまぎく」の花言葉は、「逆境に立ち向かう」だそうで、ホテルのテラスや周辺には、たくさんの「はまぎく」が綺麗に咲いていました。

1日目はあいにくの曇り空でしたが、2日目は快晴となりました。
この日もバスに乗り込み、遠野市にある伝承園へ。
昔のこの地方の農家の生活が再現されており、大きな藁葺屋根の“曲り家”や御蚕神堂などを見学し、オシラ様に会社の繁栄をお祈りしました。

続いては遠野ふるさと村へ。
米沢市のお隣川西町出身のガイドさんに案内してもらいながら中へ入ると、緑豊かな昔の農村集落が広がっていました。池があったりお馬さんが居たり、とてものどかでどこか懐かしい、すごく雰囲気の良い場所でした。

ここにも様々なタイプの曲り家が移築されており、見比べながら隠し部屋を探したり縁側でくつろいだりしました。
お天気のいい日の縁側って、やっぱりほっこりします。

ふるさと村を後にして、奥州市へ。
この日のランチは前沢牛のすき焼き!堪能しました。
そこから平泉市へ移動し、世界文化遺産の中尊寺を専門ガイドさんの案内で見学しました。
まだ紅葉には少し早かったですが、背の高い杉の木に歴史を感じました。
中尊寺を訪れるのは何回目かでもガイドさんの案内は初めてという人が多く、新鮮でした。

平泉市をあとにし、バスは一路米沢へ。
今回の旅行で、改めて岩手県は広いなぁと感じました。
社員旅行の幹事は、例年各部から人選されていましたが、今年は営業部のみなさんが一丸となってつとめてくれました。業務多忙な中、お疲れさまでした。