高速プリンタ装置の緊急時相互利用協定を締結
2021.10.20
株式会社データシステム米沢
株式会社YCC情報システム
株式会社データシステム米沢(代表取締役:髙橋孝二)と株式会社YCC情報システム(代表取締役:朝井正夫)は、感染症の蔓延や地震・浸水・台風等の自然災害、テロ等による災害及び不慮の事故や故障等により、所有する高速プリンタ装置が運用停止した際に、高速プリンタ 装置を相互利用する協定を2021年10月19日に締結しました。
1.背景
これまで事業継続を脅かすリスク要因といえば、地震や台風豪雨といった自然災害が挙げられてきましたが、昨年来の新型コロナウイルス感染症蔓延で、事業継続に向けてさらなるBCP(Business continuity planning)策定が必要な状況となりました。両社は県内の自治体及び民間企業より『帳票アウトソーシング業務』の受託運用を行っております。地震や台風、豪雨などの自然災害や社内での感染症蔓延が発生した際に、現状では帳票アウトソーシング業務を停止せざるを得ない状況に陥ります。そのBCP対策として、協定企業センター間でセキュアな専用回線で繋ぎ、双方が所有する帳票印刷用の高速プリンタ装置を相互利用することで、帳票アウトソーシング受託業務の事業継続を図り、顧客への安心感に繋げます。
2.概要
両社の拠点間をVPNで接続、合わせて拠点のVPNルーター間でVPN接続し暗号化することで、セキュリティーを確保し運用を行います。依頼する会社(以下、「依頼社」)は印刷する用紙と装置を制御する端末を、依頼を受ける会社(以下、「被依頼社」)へ持込み、制御端末から敷設したセキュアなネットワークを通して依頼社のプリントサーバーにリモート接続し、印刷データを被依頼社の高速プリンタ装置へ送信し帳票出力を行います。 依頼社の印刷データを高速プリンタ装置へ直接印字することにより、外字への対応をしております。運用は両社が定めるセキュリティー規約と顧客とのセキュリティー契約条件を厳守し、利用用途、持込資材等、操作者同伴者の情報等を管理するようマニュアルを定め、セキュアでスピーディーな運用を行います。また、災害時に相互協力が円滑に行えるよう、平常時において定期的に連絡会議を開催するなどして、情報の共有、社員等の交流、その他防災に関する相互協力を積極的に進めるよう努め、定期的に情報交換や相互の印字出力訓練を行うこととしております。
3.締結日
2021 年 10 月 19 日
(協力:株式会社YCC情報システム様)
4.本件に関するお問い合わせ
株式会社データシステム米沢
営業部)片平 事業推進部)松村
TEL 0238-37-6051